文春文庫<br> 警視庁草紙 〈下〉

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文春文庫
警視庁草紙 〈下〉

  • 著者名:山田風太郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784167183035
  • NDC分類:913.6

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内容説明

参議広沢真臣暗殺、北海道開拓使黒田清隆の愛妾斬殺と次々に起きる大事件に、大警視川路利良対元南町奉行駒井相模守、いや警視庁対江戸町奉行所の知恵くらべは、ますます佳境に入ってとどまるところを知らない。そしてこの対立に花を添えるキラ星のごとき「明治のスター」たち。西郷隆盛、大久保利通、井上馨、伊藤博文、佐川官兵衛、乃木希典、三遊亭円朝、夏目漱石、幸田露伴、樋口一葉……。西南戦争へ向かう歴史の流れを縦糸に、これは近代国家への道を急ぐ明治の裏面史でもある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shami

1
面白かったけど、最後が哀しい。気球で二人で外国にでも飛んでいって幸せに暮らしてほしかった。2012/11/16

ひらり庵

0
上巻は明治期を背景にしたミステリーの連作だったが、下巻は前日談、後日談、外伝を織り交ぜ、一連の大味な冒険談になっていた。まるで『翔ぶが如く』のように、明治の歴史が全面に出ている。その中で架空の人物である兵四郎が浮いてしまい、魅力がなくなっている。ラストの決断も唐突に思えた。なお、上巻に続き、下巻も表紙になっているのは西村寿行ばりの3人である。何故わざわざ鬼畜を選んで表紙に描くのだろう。2017/09/23

ama3.bk

0
1987/10/30

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