感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのくま
5
今号から全体的に豪華になった。相変わらず海猫沢めろん「ディスクロニアの鳩時計」、入江哲朗「情念の白い墓標」は面白い。また韓国語版「一般意志2.0」刊行記念の安天氏による東浩紀インタビューがいい。韓国のフィルターを通す事で、サブカルチャーと政治思想を東氏がどのように捉えていたかが明晰に分かる。他には、クリス・ローウィー「日本[語]2.0」は考えさせる。彼の日本語論は、芯を食ってはいないが大事な指摘がありそうだ。しかし意外と一番楽しく読んだのはふるまいよしこのコラム。中国人も目上の人への呼び方は大変なんだなぁ2019/10/22
笠井康平
0
「日本[語]2.0」がいい。東・千葉論文を引かない著作も読んでみたい。2013/09/22
潮見
0
#1や#2も読んだんだけどamazonに登録されていないので読書メーターにも記録できない。東浩紀さんの主張の半分も理解できていないかもしれないけど、彼の話は聴いててわくわくする。2012/11/12
誰パンダ
0
韓国語版『一般意志2.0』出版記念インタビューが面白かった。柄谷行人との比較や、サブカルチャー批評に対する態度表明、一般意志2.0が機能するには十分に民主化され人権意識と多様性が確保された社会でないと全体主義肯定の理論になってしまう。など、一般意志2.0の補足として今まで読んだものの中で一番よかった。2012/10/05