世界引揚者列伝<br> ピエ・ノワール列伝―人物で知るフランス領北アフリカ引揚者たちの歴史

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世界引揚者列伝
ピエ・ノワール列伝―人物で知るフランス領北アフリカ引揚者たちの歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908468223
  • NDC分類 334.435
  • Cコード C0022

内容説明

モロッコ、チュニジアを含めると150万人にも登り、各界で一流の人材を輩出。ド・ゴールを暗殺しようとしたOAS(秘密軍事組織)と「将軍たちの反乱」、フランス軍に処刑された独立派フランス人、フランス軍に協力したアラブ系「ハルキ」、独立後もアルジェリアに残った「緑の足」、極右「国民戦線」支持層。アルジェリア独立戦争後に引き揚げたフランス人111人の足跡を辿り、知られざるフランス現代史に迫る。アルジェリアワイン、ピエ・ノワール料理などの充実したコラムも。

目次

アルジェリア生まれ(第三共和政の国民議会議員まで務めたアルジェリアへの入植に尽力した名家の息子―ガブリエル・アボ(Gabriel Abbo)
フランスの有名実業家でサッカー好きの眼鏡屋さん―アラン・アフルル(Alain Afflelou)
コルシカにルーツを持つフランス民主連合副代表で国民議会議員―ピエール・アルベルティーニ(Pierre Albertini) ほか)
モロッコ生まれ(モロッコを愛する記者兼講師兼小説家兼伝記作家―ピエール・アスリーヌ(Pierre Assouline)
アグレガシオン首席取得で、毛沢東主義の政治団体を結成した共産主義を貫く哲学者―アラン・バディウ(Alain Badiou)
新しくて伝統的な創造力を持つファッション・デザイナー―ジャン=シャルル・ド・カステルバジャック(Jean‐Charles de Castelbajac) ほか)
チュニジア生まれ(アルジェリア独立戦争中に起きた未解決の「オーダン事件」の被害者―モーリス・オーダン(Maurice Audin)
婦人服ブランドから男性向け香水を大ヒットさせたデザイナー―ロリス・アザロ(Loris Azzaro)
優しそうに見えるけれども「ドン・バルトローネ」と呼ばれる政治家―クロード・バルトローヌ(Claude Bartolone) ほか)

著者等紹介

大嶋えり子[オオシマエリコ]
1984年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。証券会社勤務を経て、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程に進学。同大学院博士後期課程満期退学。博士(政治学)。早稲田大学政治経済学術院助手。専門はフランス政治、国際関係論。幼少期から10代までベルギーとフランスに在住し、高校卒業後に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

70
アルジェリアの独立戦争を機にフランスへ帰還した者をピエ・ノワール(黒い靴の意味)という。思想家のジャック・アタリ、作家のカミュ、哲学者のデリダ、デザイナーのイヴ・サン=ローラン、ヌーヴェル・ヴァーグの俳優ジャン=クロード・ブリアリ、ジャン=ポールの父親で彫刻家のポール・ベルモンド、エディット・ピアフの恋人だったボクシングチャンピオンのマルセル・セルダンらだ。アルジェリア出身のピエ・ノワールに加えてモロッコ、チュニジアを含めてのwho's whoである。→2023/11/03

秋津

1
アルジェリア、モロッコ、チュニジアに生まれ、フランス本土へ移住した人々のエピソードを通し、フランスとその植民地の歴史や文化の一端を知ることができました。 様々な人の様々な経歴から、歴史と対面する個人の苦悩や努力、(旧)宗主国-植民地のという枠組みの中での国籍や人種、宗教といったアイデンティティの問題について考えるなど。 内容が濃い一冊。2018/05/22

tkm66

1
着眼点が面白い。マグリブ諸国とフランスの関係がよく分かる。内容は人名事典なので興味がある人の項目だけ。2018/03/09

PukaPuka

0
面白い!ここ数年で一番面白い一冊だった。2022/02/20

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