目次
はじめに―日本の憲法改正が世界の新秩序を生む
第1章 日本国憲法はメイド・イン・USAの不平等条約だ
第2章 暴挙を生み出すアメリカのイデオロギー
第3章 日本国憲法はいかにしてつくられたか
第4章 アメリカ歴史学会の横暴
第5章 アメリカが抱える根深い宿痾
第6章 憲法改正は「パンドラの箱」だ
おわりに―さあ、パンドラの箱を開けよう
著者等紹介
モーガン,ジェイソン[モーガン,ジェイソン] [Morgan,Jason]
麗澤大学外国語学部助教。歴史学、日本史研究者。1977年、アメリカ合衆国ルイジアナ州生まれ。テネシー大学チャタヌーガ校で歴史学を専攻後、名古屋外国語大学、名古屋大学大学院、中国昆明市の雲南大学に留学。その後、ハワイ大学大学院で、東アジア学、特に中国史を専門に研究。卒業後は、韓国の慶尚北海英陽郡で英語教師として滞在。再び日本に戻り、翻訳や講演活動に従事。2014~15年、フルブライト研究者として早稲田大学法務研究科で研究。2016年、ウィスコンシン大学で博士号を取得。一般社団法人日本戦略研究フォーラム研究員を経て、2017年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T坊主
14
氏の著書を初めて読んだ。1.経歴を読みどういう背景があるのか興味が湧いた、その答えが四章に書かれていて納得した、経済面も含めて。2.アメリカはユダヤ人にやはり支配されているのではと思った、学者の世界も?日本もそうだろうが、異説を唱えるものは異端で、つまはじきにさせる。氏は日本でしか住み場所が今のところはないのではないか。3.リベラルの世界;オオカミが狼を喰う。日本;すべての物がともに生きる世界。4.世界が大激変の時代に突入し、新たに安定した世界秩序を築いていくには、日本の寛容性に富む日本の伝統必要になる2020/08/01
軍縮地球市民shinshin
12
日本国憲法が中心の話は2章ほどで、あとはアメリカ人の信奉する「マニフェスト・ディスティニー」とアメリカの歴史学界のおかしさがこれでもかと指摘されている。日本国憲法の制定過程は既知の事実だったが、アメリカのリベラルの行動が書かれていたのは面白かった。日本国憲法がアメリカの世界戦略のために造られたことが、端的に指摘されていたのでそれは良かった。2021/08/22
スウィーニー校長
12
★★★☆☆ GHQによる思想教育と押しつけ憲法。そのままでいいのか? と、アメリカ人が語る。 米歴史学会が如何に、真実に興味のないイデオロギー集団なのかという話が興味深い。 やはりアメリカという国に似合う単語は「偽善」だな…2018/11/08
しょう
6
日本国憲法はアメリカが日本を二度と戦争出来ない国にするために作られたものである。大東亜戦争は日本が引き起こしたものではなく、アメリカがアジアでの日本の勢力拡大を阻止するために計画したものである。この2点の事実を知れば憲法改正は必須である事が分かると思う。さらに、憲法9条があるから日本は他国から守られているのではなく、アメリカ軍と自衛隊がいるから、軍隊の存在があるから平和なのである。憲法改正=戦争賛成と思考停止にならずに反日メディアに騙されず、情報を得て思考する力が必要なのだと改めて認識しました。2020/10/13
Masataka Sakai
6
この手の書籍はほぼ同じことが書いてある。だって事実だから アメリカ人の目線が面白い2018/07/17