パウリ=ユング往復書簡集 1932‐1958―物理学者と心理学者の対話

個数:

パウリ=ユング往復書簡集 1932‐1958―物理学者と心理学者の対話

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 14時13分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 411p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784908055133
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

出版社内容情報

往復書簡を通して行われた物理学者と心理学者による共時性の研究は、科学と人間性の関係についての深い探求と洞察に満ちている。ノーベル物理学賞受賞者のヴォルフガング・パウリと心理学の巨人グスタフ・ユングが交わした往復書簡集。

本書に収められた書簡において、パウリはユングが唱える共時性の考え方を強く支持していたことが分かり、共時性の現象は心理的な現象であるとともに物理的現象としての性質を持つとする。

本書によって共時性問題の背景が明らかになるだけではなく、往復書簡を通して行われた物理学者と心理学者による共時性の研究は、科学と人間性の関係についての深い探求と洞察に満ち、今日的課題を投げかけている。

ヴォルフガング・パウリ[ヴォルフガング パウリ]
著・文・その他

C・グスタフ・ユング[シー グスタフ ユング]
著・文・その他

湯浅 泰雄[ユアサ ヤスオ]
監修

黒木 幹夫[クロキ ミキオ]
監修/編集

渡辺 学[ワタナベ マナブ]
監修/編集

定方 昭夫[サダカタ アキオ]
翻訳

高橋 豊[タカハシ ユタカ]
翻訳

越智 秀一[オチ シュウイチ]
翻訳

太田 恵[オオタ メグミ]
翻訳

内容説明

集合的無意識、共時性に関する重要文献。ノーベル物理学賞受賞者パウリの見た夢を、心理学の巨人ユングとパウリ自身が分析。二人の書簡は、物理学と心理学の枠を越え、錬金術、超心理、UFO、易にまで及び、科学と心(魂)の接点を探る。

目次

パウリ=ユング往復書簡 1932~1958
付録(「ヴォルフガンク・パウリ教授」と明記された未発表の論説「背景物理 Hintergrundsphysik」の現代的実例;パウリのH・R・シュヴィーツァー(プロティノスの専門家)宛二通の書簡
パウリ自身による要約
宇宙線についてのパウリの所見
共時性についてのユングの手書きで未公表の覚え書き
年譜)
解説(ユングとパウリの出会いが意味するもの―往復書簡集をめぐって;往復書簡集におけるパウリ パウリの“背景物理”という考え方;パウリ=ユング往復書簡集の背景と前景―両者の関係を中心にして)

著者等紹介

湯浅泰雄[ユアサヤスオ]
1925‐2005年。東京大学文学部卒。文学博士。大阪大学、筑波大学、桜美林大学教授を経て、桜美林大学名誉教授

黒木幹夫[クロキミキオ]
1948年東京都生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業後、ドイツ留学を経て、大阪大学大学院文学研究科(日本学)修了。湯浅泰雄の指導を受ける。文学修士。愛媛大学教授教養部を経て、愛媛大学教授法文学部に配置換え。愛媛大学法文学部長を歴任し、退職後は愛媛大学名誉教授。人体科学会理事

渡辺学[ワタナベマナブ]
1956年千葉県生まれ。上智大学文学部哲学科卒。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科修了。文学博士。現在、南山大学人文学部教授。専攻は宗教学、宗教心理学。人体科学会理事。著書に『ユングにおける心と体験世界』(春秋社、日本宗教学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

10
ユングの大学での同僚かつ患者だった物理学者パウリは、自分の夢を1300例も著者に提供し、特に彼の「宇宙時計」の夢は、著者の『心理学と宗教』『心理学と錬金術』で非因果性の表現としてマンダラと比較対照されたという。分析医と患者の対話に始まる本書では、その中盤で量子物理学の非因果性と分析心理学の共時性に関する学を超えた思考の対話が展開される。一方、物理主義と心理主義の対立を保持するパウリと、両者を包括する心(Psyche)を主張するユングとの後半のやり取りでは、精神と物質に関する両者の態度の違いが際立ってくる。2021/05/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12894769
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。