内容説明
驚異的な経済成長を推進した「中国モデル」とは何か?気鋭の中国社会学者がその実態と功罪にメスを入れる!
目次
政治経済学の概念としての中国モデル
中国モデルの「前史」
中国モデルの形成とその内実
中国モデルの国際環境
中国モデルの実績評価
中国モデルの四つのコスト
既存の中国モデルの内憂外患
中国モデルの代替案
中国モデルのバージョンアップへの深層にある障害
中国モデルを転換する―前を向くためには外を、そして後ろを見なくてはならない
新たな中国モデルの歴史的意義と国際的意義
中国政治改革への構想と提案
著者等紹介
丁学良[テイガクリョウ]
香港科技大学社会科学部終身教授、博士課程指導教員を務めるかたわら、浙江大学、深〓(せん)大学、華僑大学、中南大学など6つの大学の客員教授を兼任。1992年、ハーバード大学で博士号の学位を取得、その後、ハーバード大学の学部および、国立オーストラリア大学アジア太平洋学研究所で研究教育活動にあたった。専門は比較開発/近代化、移行経済の社会環境、大学制度と国家/地域競争力である
丹藤佳紀[タンドウヨシノリ]
1940年会津生まれ。63年東京外国語大学中国科卒、読売新聞社入社。サイゴン・ソウル・北京各特派員、北京支局長を経て編集委員。2000~2006年東洋大学教授
阿部亘[アベワタル]
1982年横浜生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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