内容説明
もの忘れは、脳の悲鳴!若年化するもの忘れ症候群!もの忘れは怖くない!治る、予防できる!しかし、認知症にいたるもの忘れもある!
目次
第1章 この「もの忘れ!」はボケの前兆?
第2章 “もの忘れ外来”の最新事情
第3章 “もの忘れ”の正体とその撃退法
第4章 わかりやすい脳と記憶のカラクリ
第5章 決めつけアルツハイマー症候群という病い
第6章 それでも怖いアルツハイマー型認知症の正体
第7章 決定版!アルツハイマーの予防
著者等紹介
奥村歩[オクムラアユミ]
医学博士。おくむらクリニック「もの忘れ外来」院長。1998年、岐阜大学大学院博士課程修了、ノースキャロライナ神経科学センターに留学。日本脳神経外科学会評議員、日本認知症学会専門医・指導医。脳神経科学の研究に携わると同時に臨床医として日々100人以上を診ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
還暦院erk
8
図書館本。読みやすかった。この本によると、少なくとも50代のうちは、認知症を過剰に心配しなくてもいいみたいだ。アルツハイマー予防策はどこかで読んだことのあるものが多かったが、「記憶の宮殿」の元になったエピソードを初めて知って衝撃を受けた。これだけでも読む価値あり。2015/03/12
mercury
5
もの忘れについてのもの忘れ外来院長による啓蒙書。いたずらに恐怖感を煽らず、わかりやすくもの忘れ、認知症、アルツハイマー型認知症について説明しています。年をとるとマルチタスクは脳にとって大きな負担になること、不安や疲労はもの忘れの原因であること。無理をせず心や体を休ませることが脳にとって大切であると説いている。2014/06/18
フクミミ
5
本書に書かれた物忘れのエピソードの数々、「あるある」と思いながら読みました。 自分だけじゃない、と安心しつつもやはり気になるのがアルツハイマーの入り口か否かという事。生活に支障をきたす物忘れかどうかが、アルツハイマーの判断の一つらしいが、もしホンマモンだったら自分では判断がつかないのでは・・とおびえてしまう私。 「良質な物忘れ」と判断されてもやはりドキッとしてしまうだろう。奥村先生の物忘れクリニックの傘立てには月に100本以上の忘れ物があるとか(笑)。2014/01/05
kurumi
2
たいていの物忘れは心配ない。「これってマズイんじゃ?」と不安がるストレスの方が脳に悪い☆認知症を防止するには、人の中に入ること。運動すること。一人で運動するより講座などで人と運動するといい。一人で脳トレよりも誰かとトランプやマージャン。とにかく人と関わること☆認知症は物忘れではない、新しいことを覚えられなくなること。2014/07/21
むりかもまるがお
0
笑える事例と、おそろしそうな現実。2014/11/12