内容説明
事件発生!不眠不休、命懸けの捜査捜索!初めて明かされる警察官とその妻たちの日々!連合赤軍事件、大久保清事件、日航機墜落事故、秘境殺人事件…、実名ノンフィクション。
目次
第1章 三つの大事件・事故(連合赤軍事件;大久保清事件 ほか)
第2章 刑事魂(“刑事病”刑事の妻;「サブちゃん刑事」の妻 ほか)
第3章 峠の事件・事故(基地の駐在;十石街道・中里の駐在 ほか)
第4章 秘境の「かんく」さん(須田貝ダムの駐在;藤原ダムの駐在 ほか)
著者等紹介
飯塚訓[イイズカサトシ]
1937年(昭和12年)、群馬県に生まれる。日本大学法学部を卒業後、1960年群馬県警察官として採用される。以後、警察本部課長、警察署長、警察学校長等を歴任。この間、日本列島を震撼させた大久保清事件、連合赤軍事件、功明ちゃん誘拐事件など多くの捜査・捜索にかかわる。1985年、高崎署刑事官在職時に起こった日航機墜落事故では身元確認班長を務めた。1996年に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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澤水月
6
大久保清、連合赤軍事件を手がけ、日航機墜落時に身元確認班長を務めた「墜落遺体」著者の飯塚氏。それら大事件から僻地の駐在さんまで「支えた」妻らに聞いた興味深い話集。実名で、全員退官後の70~90!代の方々のためか全て「今ではいい思い出」となっている…が、本当は仕事に殉じ家庭崩壊した刑事巡査も絶対多くいる筈と思ってしまうのはひねた見方か…。というのも警察と表裏一体のブンヤ(新聞記者)の妻も大変で崩壊家庭も多いから。私の父は記者で家族が2人心を病み1人自殺、大変で…トラウマを刺激されてしまった(個人的感慨失礼)2013/06/26
くまくま
2
奥さんに脱帽2013/07/23
lopmomo
2
警察官の奥さん、この本に出てくる人は、みんなあっけらかんとしてあっさりした人が多い。小さなことにくよくよするようでは警察官の妻は務まらないのだろう。といってもインタビューを受けた世代は70代以上という感じなので、警察官やその妻に限らず苦労に耐えてきた世代であるとおもうが。そういうことを考えると逆に今の警察官の妻はどうなのだろう・・と思ってしまった。2013/07/14
まる
1
警察小説好きならよむべし。警察官の妻ってカッコいい。むちゃカッコいい。2013/04/29