ぼくらの村からポリオが消えた―中国・山東省発「科学的現場主義」の国際協力

個数:

ぼくらの村からポリオが消えた―中国・山東省発「科学的現場主義」の国際協力

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905428459
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0336

内容説明

「小児マヒ」の通称で知られるポリオ。日本においては1960年代にほぼ姿を消したものの、世界ではその後も猛威をふるい続けていた。なかでも、最も対応が急がれる国の一つだったのが、世界最大の人口と、貧しい農村地域を無数に抱えた中国だ。問題解決に乗り出した中国人と日本人の合同チームは、農村の深層に分け入り、ひたむきに真実を追究する。日中専門家の協力と国際社会からの支援によって、ポリオ撲滅の奇跡を達成した国際協力の記録。

目次

プロローグ 中国のポリオ撲滅への道
第1章 山東省からの出発
第2章 北方5省での本格展開と実験室診断ネットワークの構築
第3章 北方5省の成果をハイリスク南方5省へ
第4章 国境を越えて侵入するポリオウイルス
第5章 なぜポリオを撲滅できたのか?
エピローグ 国境を越える感染症の脅威に、日中両国はどう立ち向かうのか?

著者等紹介

岡田実[オカダミノル]
JICA研究所参事役。2012年より法政大学法学部国際政治学科兼任講師。東北大学法学部卒業後、民間企業勤務を経て、1988年に旧国際協力事業団(現国際協力機構、JICA)入団。その後、北京大学留学、中国事務所員、中国援助調整専門家、中国事務所副所長として約10年間対中政府開発援助(ODA)に従事し、その間ポリオ対策プロジェクトに関わる。国内では、JICA本部勤務のほか、外務省経済協力局、(財)日本国際協力システムへ出向。2010年、法政大学大学院にて政治学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

1
ポリオはワクチン投与を確実に行えば撲滅できるのだけれど、それを外国人がなかなか入れない中国の農村部で1990年代に日本の国際協力で行われていたというのがすごい。都合の良いことしか上に報告しない文化、一人っ子政策によって戸籍には載っていない子供が実在していた等、中国でならではの苦労があったのだというのがよくわかる本。政治的には日中は今はうまくいっていないけれど、こうやって専門家間で培われた信頼関係は失われないで欲しいと思う。2014/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7981526
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。