内容説明
マルクス経済学のバージョン・アップを企図して、価値および資本概念の現代化に挑む!キーワードは“抽象的労働説”。
目次
第1部 価値と資本:その予備的考察(価値および資本概念と経済学;価値と資本循環―体化労働説と抽象的労働説について)
第2部 価値と価格の理論(抽象的労働説と国民所得論;諸資本の競争関係のなかでの剰余価値率と利潤率;抽象的労働説と再生産可能価格;独占価格について)
第3部 資本の理論(資本概念と近代的企業システム;資本家概念の拡充―危険負担、企業組織および革新の担い手;資本の所有、経営そして支配)
著者等紹介
飯田和人[イイダカズト]
明治大学政治経済学部教授。1948年生まれ。1977年、明治大学大学院政治経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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