内容説明
異文化の鬩ぎ合いと自然の威力が生みだす、この世の特異地点を求めて―写真家・建築家・現代美術家である二人が世界から集めてきたイメージは、自宅「東京の家」に再構築され、増殖してゆく。写真とエッセイでつづる、誰も見たことのない、建築とアートのあいだ。
目次
グァテマラ―巨大地震の記憶を建築現場に重ねる
メキシコ―写真が内包する宇宙を建築に変換する
日本―迷宮を大型プリントで再構築する
ナミビア―二人の原風景を一つにする
中国―ディスレクシアの世界を鉄道模型で再現する
ギリシャ―「東京の家」を再発見する
著者等紹介
尾形一郎[オガタイチロウ]
京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築計画修了
尾形優[オガタユウ]
東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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