内容説明
「我が絶望つつめ緑」―マジクは完全な敗北を喫し、クリーオウはディープドラゴン・レキの覚醒と共に精神を失ってしまう。ロッテーシャは“聖域”からの刺客に拳銃を突きつけられていた。オーフェンをつつむ状況は、絶望に塗り潰されていく。「我が戦場に踊れ来訪者」―ドラゴン種族の“聖域”に対抗する機関“最接近領”へと向うオーフェンたちは、銀月姫と名乗る女性に攻撃を受ける。彼女は千年もの昔からドラゴン種族と戦い、地人種族を守り続けている伝説の存在だというのだが…。
著者等紹介
秋田禎信[アキタヨシノブ]
1973年生まれ。17歳で第3回ファンタジア長編小説大賞・準入選。『ひとつ火の粉の雪の中』にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海星梨
5
KU。あと2冊もとい4冊でやっと終わる。クライマックス目前のコメディ回って感じ。つってもこれシリーズとしては続くで第三幕とばしの第四幕なんでしょっつー。意地で読むがここで投げてもいいのかもという気分はありますですよ?2023/12/17
クロエ
1
ライアンが逝ってしまった。この男のおかげで強調された感はあるけど、実はオーフェンの旅は常に絶望と隣り合わせだったんだよな。クリーオウが好きなのは、過去や執念に囚われている人物が多い中で、ただ一人いつでもあっけらかんと前を向いていたからなのだ、と再認識した。それだけに切ない、締めだった。ライアンとヘルパートのコンビは全編通しても一番好きなコンビになってしまったな。次点はレキ&クリーオウ。とりあえず地人はろくな奴がいねぇな2013/09/18
オダ
0
ドッペル・イクス戦やらゴースト地人軍団とコメディ8シリアス2やら。2017/03/20
ゆう
0
前半は自分の思っていたのとは違う展開で意外だった。後半は…うん、ガリバー旅行記を彷彿とさせました。(そうでもない)2014/05/31
菱
0
ぐう!姉萌えの自分としては、ティッシの存在がだるだるの本篇に添えられた清涼剤となりました。姉ショタ(成長後)!!!昔馴染みの前だと口調が戻るとか王道すぎて萌えてる自分に呆れますが良いものですね。二十歳そこそこの男性ギリの退化ラインもポイントが高い。2013/07/13