内容説明
「魔王」と呼ばれたオーフェンがキエサルヒマ大陸を追われ、「原大陸」へと上陸を果たしてから20年。開拓団は様々な困難を乗り越えつつも発展を続け、ついには大陸同士の国交も結ばれるようになった。「原大陸」で魔術学校の校長に就任したオーフェンは、キエサルヒマへの帰還を果たす。そこで再会したのはかつての同窓たる仲間たちと、彼らの息子であるマヨール・マクレディだった。オーフェンは「牙の塔」での講演で若き魔術士たちを挑発し、「原大陸」へと誘う。3年後、マヨールは妹であるベイジット・パッキンガムとともに「原大陸」に渡る。そこはマヨールにとってすべてが刺激的な場所だった。「神人種族」による干渉、世界と人との危ういバランス、新しき技「魔王術」。そして、3人の「魔王の娘」…。二つの世代は交錯し、新たな物語が始まる。
著者等紹介
秋田禎信[アキタヨシノブ]
1973年生まれ。17歳で第3回ファンタジア長編小説大賞・準入選。『ひとつ火の粉の雪の中』にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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