駐露全権公使 榎本武揚〈上〉

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駐露全権公使 榎本武揚〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784903619811
  • NDC分類 983
  • Cコード C0397

内容説明

三百年の鎖国から目覚めたばかりの日本は海軍中将・榎本武揚をロシアへ派遣した。両国間で初の特命全権公使となった榎本に託された最大の課題は樺太(サハリン)の帰属をめぐる領土交渉。わずか六年前には天皇に刃向かって国賊と呼ばれ牢獄に入っていた男が公使であることを傲慢で自尊心の強いロシア皇帝が許容できるのか。難題が待ち構えるペテルブルグへ向かう榎本が出会った若いロシア人将校は冷徹な外交の世界に心あたたまる友情をよせてくるが…。旧幕府軍の指揮官から明治新政府の要人へと数奇な人生を送った榎本武揚に惚れ込んだロシアの現代作家が描く長編外交サスペンス。

著者等紹介

カリキンスキイ,ヴャチェスラフ[カリキンスキイ,ヴャチェスラフ] [Каликинский,Вячеслав]
1951年にカザフスタンのセミパラチンスクで生まれ、セミパラチンスク教育大学文学部を卒業後、軍務を経て地元の新聞社に勤務。1980年代に故郷を出てサハリンの新聞社に移り、2004年からは作家活動に入る。サハリンに居住した実在のロシア人を主人公にした歴史サスペンス『軍団兵』を2012年に発表、その執筆の過程で知った榎本武揚の「数奇な運命に感銘」して『アンバサダー―引き裂かれた島』(邦訳本書)を書きあげた。サハリン在住

藤田葵[フジタアオイ]
1982年兵庫県生まれ。東京大学文学部歴史文化学科日本史学専修課程卒、同大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース修了。修士(教養)。大学、大学院時代に日露・日ソ関係史を専攻。大学院修了後、コンサルティング企業を経て、現在は農業人材育成企業の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コカブ

3
榎本武揚が樺太・千島交換条約を締結するためにペテルブルグに赴いたことを題材にした小説。作者はロシア人で、ロシア側の視点も交えながら書いている。また、榎本武揚が特命全権公使となったのは、実は政府の実力者の西郷隆盛の陰謀があるという書き方になっていて、ちょっとサスペンス仕立てだった。日本人からすると現実感はないのだが、そこは小説なのであまり目くじら立てたくはない。上巻では、榎本が政府から付けられた志賀・足利の2名の随行員と旅立つ様子、儀礼へのこだわり、ロシアが日本の情報収集に奔走する様子が描かれている。2019/04/28

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