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混合診療―「市場原理」が医療を破壊する

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784902968422
  • NDC分類 364.4
  • Cコード C3033

内容説明

医療の現場と制度の変遷を約20年にわたり取材してきた科学ジャーナリスト賞受賞の新聞記者が、具体的な訴訟事例などを通じ混合診療の問題点を詳しくそしてわかりやすく解説。混合診療の全面解禁に警鐘を鳴らす。

目次

第1章 混合診療めぐる二つの訴訟(最高裁、「禁止原則は適法」と判断;禁止原則を骨抜きにする判決)
第2章 歯科差額徴収の教訓
第3章 小泉構造改革の功罪(法規制なき先進医療開発;「ドラッグラグ問題」に着手)
第4章 高額医療技術の保険導入問題―粒子線治療を題材に

著者等紹介

出河雅彦[イデガワマサヒコ]
朝日新聞編集委員。1960年生まれ。1983年、上智大学文学部新聞学科卒。産経新聞社を経て、1992年、朝日新聞社入社。社会部、くらし編集部、科学部で主に医療、介護問題を担当。2002年から現職。医療事故、薬害エイズ事件、医療制度改革、介護保険、有料老人ホーム、臨床試験などについて取材。「ルポ医療事故」(朝日新聞出版)で「科学ジャーナリスト賞2009」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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