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内容説明
元満鉄理事にして、多くの障害を押し切って新幹線を走らせた、第四代国鉄総裁十河信二。満州で夢見た高速鉄道を日本に走らせたいという思い、そんなものは必要ないという、政治的圧力と世間の批判、すべてを乗り越えて、夢の超特急“ひかり”は誕生した。忘却のかなたにあった真実を照らす、マンガ&ノンフィクション。
目次
第1章 愛媛の山々―西条中学時代は楽しい
第2章 一高から東大へ―学生結婚、そして後藤新平との出会い
第3章 国鉄時代―早くも始まった広軌論争
第4章 西条学舎―苦学生の育英に力を尽くす
第5章 関東大震災―復興院の汚職事件でえん罪に
第6章 満鉄理事―広軌弾丸列車に出会う
第7章 西条市長―教育改革と食料増産
第8章 国鉄総裁―新幹線建設を始める
第9章 新幹線―新幹線開通。テープカットはできず
著者等紹介
つだゆみ[ツダユミ]
漫画家。愛媛県西条市出身。広島大学文学部卒。1990年デビュー
十河光平[ソゴウコウヘイ]
1947年5月東京生まれ。信二の四男和平の長男。幼少時信二と同居。よく旅行などに同行。早稲田大学理工学部卒業後、沖電気工業株式会社入社。超LSIの研究開発に従事。現在はWeb関連の会社代表
原朗[ハラアキラ]
1939年3月東京生まれ。東京大学、東京国際大学に勤務し、現在東京大学名誉教授。元土地制度史学会理事代表・日本学術会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。