内容説明
東京から転勤で大阪に戻ってきた若手ディレクター寺谷一紀が現場で見たものは、関西人がいない、関西を知る人がいない、大阪弁を話せるアナウンサーもいない、というおおよそ大阪にあることが信じられない放送局だった。企画した番組のロケ、大阪の人は東京弁の質問に本音で応えてくれない、「こらあかん」。一念発起、大阪弁の話せるアナウンサーに転身した寺谷一紀の笑いと怒りと涙のエピソード、ぜひともお楽しみ下さい。
目次
プロローグ アナウンサーも失敗します
第1章 NHK入局
第2章 大阪転勤
第3章 ナニワのアナウンサー誕生
第4章 さらば、NHK
エピローグ あとがきにかえて
著者等紹介
寺谷一紀[テラタニイチキ]
1964年(昭和39年)大阪府吹田市生まれ。1987年(昭和62年)大阪外国語大学イタリア語科卒。1987年(昭和62年)NHK入局(ディレクターとして東京報道局に)。1989年(平成元年)NHK大阪局スペシャル番組部へ転勤。代表作に『にっぽんズームアップ・ニュータウンが老いていく』。1992年(平成4年)ディレクターからアナウンサーへ転身。『夕方5時です千客万来』『とっておき関西』など。2002年(平成14年)NHK大阪放送局を辞め、フリーに。4月から、KBS京都とサンテレビの共同制作番組『らぶかん』やラジオ大阪のワイド番組の司会など。また立命館大学で非常勤講師として『実践放送塾』を講義
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