出版社内容情報
治癒士ギルドの総本山、聖都シュルールに栄転となったルシエル。しかし、なぜかそこで地下迷宮での祓魔業務を任命されてしまう？
内容説明
悪徳治癒士の陰謀で、表向きは教会本部へと栄転することになったルシエル。そこで、教会の地下に隠された怪しげなダンジョンの攻略を命じられる。治癒士のくせに、軽く脳筋ぎみなルシエルは、自身を鍛えるためだと修業がてらに攻略を開始する。しかもそのダンジョンが、何かのシミュレーションだと勘違いしたまま、命がけの特攻をしかける始末。だがそこには隠された秘密があって…。第４回ネット小説大賞金賞の話題作、待望の第２巻！
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
22
地元の最大大手の治癒師の策謀で本部に飛ばされたルシエル。本部ではダンジョンのゾンビ達を間引く任務に着くのだが、、最初はダンジョンを訓練用の幻と勘違いしながら攻略して行く。そして、40階層で半年間でボス戦をさせられる。それをクリアしたが戻る事が出来ず下層に進む事を決意する。そして50層を突破して、最後はゾンビになりそうになっていたドラゴンを浄化。戻ったら単独でダンジョンを攻略した功績でS級治癒師になって終わる。最後には心配して治癒師の本部に乗り込んで来た師匠に、どこまで強くなったか試しにボコられて終わる。2021/05/04
すがはら
10
治癒士としてはただ真面目に誠実に行動してる積りなのに聖人扱いになってるんだから、この社会の問題は根が深いです。自分なんか大したことないと言いながら凄い成果を上げて、これはひょっとして自分って強い？と感じ始めると人外クラスの師匠方が瞬殺してくれるので、主人公はいつまでも常識知らずの規格外でいられるのですね。物体Ｘの効能の行ったんが知れた訳だけど、やっぱり飲む続けるよね。いつかレベルも大化けするってことでしょうか。2020/12/31
りんりん
10
★★☆2018/11/29
pincle
5
展開が早い。迷宮にもっと時間がかかるかと思った。物体Xの効能と副作用が分かる。2020/03/30
Abercrombie
5
○ 聖都に異動し、退魔士として教会本部地下の迷宮攻略をコツコツすすめる主人公。戦いまくりなんだけど、なんか地味なんだよなあ。「物体X」の真実の方がインパクト強かった。教会も腐るにまかせていたわけでなく、次巻以降は良い方向に進みそうで一安心。しかし、主人公は一気に出世したなあ。2017/06/14
