反骨のすすめ―NECパソコンの「父」が今、語る

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896371642
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0034

内容説明

大企業NECの一半導体販売部門がマイコントレーニングキットを世に出し、パソコンへと発展させていった。社内ベンチャーのチームリーダーとしてNECパソコン事業を立ち上げた渡辺和也の人生観、ビジネス観を、その生い立ちから職場における折々の回想を交え綴る。

目次

第1編 パソコン創成、反骨魂が道を拓いた(大富豪と私 ある出会いと再会;パソコンの卵となったTK‐80 奇抜、斬新、非常識なアイデアから誕生;マイコンショップ網の形成 なぜパソコンショップと呼ばなかったのか ほか)
第2編 今なお不変、反骨野郎のつぶやき(日本にワープロは普及しない 専門家・大先生のご意見;80%の人たちが反対!が 新分野・企画実行のベストタイミング;会長発案によるパソコン教育 すぐれた経営者、良き理解者に恵まれた ほか)
第3編 反骨の士、渡辺和也さんによせて(パソコン黎明期、あのころのこと;渡辺和也さんに送るエール)

著者等紹介

渡辺和也[ワタナベカズヤ]
1931年、長野県生まれ。山梨大学工学部電気工学科卒業。1965年、日本電気入社。1976年マイコンキットTK‐80、1979年パソコンPC‐8001で同社パソコン事業参入のチームリーダーを務める。1981年以降パーソナルコンピュータ事業部長、支配人、日本電気ホームエレクトロニクス専務取締役を経て、1990年ノベル社長、1997年同社会長に就任。1998年よりパーソナルコンピュータエンターテインメント協会専務理事ならびにコンピュータエンターテインメントレーティング機構理事。団体役職歴として労働省、通産省など諸官庁の委員をはじめ、日本電子工業振興協会パソコン業務委員長、コンピュータソフトウェア著作権協会副理事長、電子ネットワーク協議会副会長、日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会常任理事、および、日本情報処理開発協会、電気学会、日本マイコンクラブ、ニューテクノロジー振興財団等、各種社団・財団の委員を歴任。明治大学非常勤講師、山梨大学客員教授と教職経験も持つ。1993年、日本電子工業振興協会より永年功労にて表彰を受ける。1996年、通商産業大臣賞受賞
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