内容説明
“あのさ、おれたちけっとうするんだったよね”こんなゆる~い決闘、今まであった?映画並みのド迫力なのに、脱力しちゃう新感覚絵本超大作!
著者等紹介
マルソル,マヌエル[マルソル,マヌエル] [Marsol,Manuel]
1984年、スペイン、マドリードに生まれる。画家、絵本作家。2017年、ボローニャ国際児童図書展で国際イラストレーション賞を受賞
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年、埼玉県に生まれる。元保育士。元「トラや帽子店」リーダー。1995年に『さつまのおいも』(童心社)で絵本デビュー。歌に『世界中のこどもたちが』他。絵本に『ないた』(金の星社、日本絵本賞大賞)他、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiru
117
こんなゆるい決闘、今まであった😲?! 弓矢をかまえたネイティブアメリカンの青年🏹 対して、向う岸から銃口を青年に向けるカウボーイ🔫 荒野に颯爽と立つ二人の決闘が、今まさにはじまる瞬間、邪魔者があらわれた⚡ 2人の脱力系のやりとりが面白くて頬がゆるんじゃう💞 読み終わると、優しさがふわふわ広がるストーリー⭐ この絵本は姪っ子のプレゼントにしよう🤗🎁2020/04/12
seacalf
72
風に吹かれるタンブルウィード。白骨に絡まるガラガラヘビ。いかにも西部劇に出てきそうな荒野の舞台で対峙するのは、弓を構えたネイティブアメリカンと拳銃を構える男。緊迫感溢れるシーンと思いきや、ここから始まるのはまるでコントを見ているかのような愉快な展開。セリフが少なく大きめのカットの絵が多いので、どんどんページをめくって楽しめる。なんだかんだで仲良しなふたりなのがとてもいい。読んでいたら、芸人さんのコントが見たくなってきた。何か録画録りしていたのが残っているかしら。2021/08/08
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
52
映画「真昼の決闘」、弓矢のネイティブアメリカンと、銃をかまえたカウボーイ。真剣勝負?!かと思いきや・・あれこれドタバタと。エンドクレジットまであり、一つの映画を観ているようで超ウケた。面白い。カメラワークのような描き方もいい。2回目読んでもいろんな発見があって楽しめる、手元に欲しい、大好き。2021/06/13
ヒラP@ehon.gohon
40
104ページという長尺に、時間がゆったりと過ぎていきます。 インディアンとカウボーイの決闘ですが。このまったりした雰囲気は何でしょう。 絵本でありながら、インディアンとカウボーイの表情の、微妙な表情の変化が秀逸です。 アニメ映画を絵本にしたような作品でした。2021/09/21
うー(最近わくわくする本に出会えない(;_;))
39
〈絵本〉読友さんのレビューにひかれて手にとる、、とにかくおもしろい!狭い川を挟んで何やってんだか!ニヤニヤがとまらない!映画みたいなエンディング。最後の最後まで抜かりない笑いだった。まじめなおふざけ大好き🤩2021/07/18