内容説明
青い空、白い雲、あの山―ぼくと弟の夏。ずっと色あせない、ひと夏のできごと。
著者等紹介
ふくだいわお[フクダイワオ]
岡山県に生まれる。『がたたんたん』(やすいすえこ文、ひさかたチャイルド)で第12回絵本にっぽん賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
24
新着棚で。おにいちゃんと遊びたい弟。ちいさい弟を連れて行くのは面倒なおにいちゃん。だが、弟の姿が見えなくなった時、必死で探す姿に、おにいちゃんの気持ちがあふれ出る。文は会話だけ。それも、少ない。おはなしライブで、相棒と掛け合いで読むのもいいかもと思ったが、どうかなあ。2019/08/26
遠い日
14
ことばは吹き出しで書かれ、会話と心の声とで、構成される。夏、虫取りに夢中な気持ちを、弟が邪魔する。下のきょうだい連れで出かけると、どこのきょうだいにも起こりうる、面倒臭さ。上の子の気持ちと噛み合わない言動にいらいら。それでも、ちゃんと弟への愛はあるのだ。2019/11/05
Midori Matsuoka
7
夏の風景を切り取った絵本。 虫取りに行きたいお兄ちゃん。 公園で遊んだり、騒いだり、邪魔ばかりする弟。 煩わしいけど姿が見えなくなると心配な弟。 兄弟の絶妙な関係を巧く描いているなあ、と思った。2019/12/04
みい
4
子どもの頃、弟連れて遊びに行ってたなぁ。2021/08/11
むらさき
3
少ない会話だけでできた絵本です。思いっきり遊びたいお兄ちゃんとお兄ちゃんにとって少々煩わしい弟。絶妙な関係が上手く描かれています。母は大好きです。子どもはこの関係理解できたかなぁ?2020/07/09