内容説明
からだをあらうことがだいきらいな王さま。とってもひさしぶりにからだをあらいました。からだじゅうごしごしあらいました。ところが川からでて足をみると…。
著者等紹介
クレイトン,サリー・ポム[クレイトン,サリーポム] [Clayton,Sally Pomme]
子どもの本の作家、ストーリーテラー。イギリスで、仲間とともに会社をたちあげ、国内外でストーリーテラーとして積極的に活動している
サンダーソン,ライアノン[サンダーソン,ライアノン] [Sanderson,Rhiannon]
イラストレーター。イギリスのアングルシー島で育つ。ヘレフォード・カレッジ・オブ・アーツでイラストレーションを学んだ
青山南[アオヤマミナミ]
福島県に生まれる。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
54
1年間体を洗わなかった王様がいよいよ体を洗おうと川に行き、きれいにした後で、川から上がると土で足が汚れてしまった。怒った王様は召使のガブーに「国中のよごれをとれ。できなかったら“ザックリ!!だ”」とおどす。▽ザックリ!!がいいなw。読み聞かせ向き。2018/10/30
たまきら
28
展開の仕方が予測がつかなくっておかしかったです。しかし王様はきちんとお風呂に入るようになったんでしょうか…。2019/01/25
ツキノ
27
【インド民話・靴のいわれ話】2018年6月発行。しあわせな王様がただひとつきらいなことはからだを洗うこと。どんどんにおいがするようになり、かなしそうに「そろそろからだをあらおうかな」。川できれいになるも、足がどうしても汚れてしまう。土のよごれを3日で取れ、と命令。みんなに助けを求めいろいろやってみるも…。最後は布を敷く。けれども草も花も育たない、とおじいさん。その策は…。絵がとても素敵。見返しのデザインに靴が登場している。【92-639】2022/05/07
遠い日
18
靴が履かれるようになった経緯を昔話仕立てで語る。汚い王様の一念発起。今度は異常なきれい好きに。足の汚れをカバーするもの、白いお髭のおじいさんが作って見せた、初めての靴。インドの民話からヒントを得たお話だそうだ。2018/08/26
ヒラP@ehon.gohon
16
風呂に入ってもいつも足だけは汚れてしまうって、裸足の王さまの身勝手な命令に国はとんでもない大騒動になってしまいました。 おちは想像できたのですが、話の展開にはビックリしました。 めしつかいガブーの行動力は、ある意味素晴らしかったのではないでしょうか。 インドの民話が基だそうですが、ファンシーな作品に仕上がっていて 面白く感じました。2018/09/18