目次
第1部 中央ユーラシア、世界を動かす(中央ユーラシアとは何か;歴史の主舞台、草原の道;チンギス・ハーン、世界をつくる;モンゴル帝国の盛衰;モンゴル人とは何か;中央ユーラシア史が果たす役割;モンゴルがアジアに遺したもの)
第2部 西からの視点、東からの視点(中央アジアの歴史と現実;ロシア民族とは何か;漢民族とは何か;ベルリンとウランバートルから中央ユーラシアを見る;近現代のモンゴルと日本―蒙古自治運動を振り返る)
第3部 モンゴル史の種々相、紛争地域の実像(遊牧民の知恵と掟―モンゴルの思想と風俗;モンゴル軍を道案内したイギリス人;元がシナの食文化を大転換させた;モンゴル院の戦争の仕方;チンギス・ハーン崇拝とモンゴル文学;「草原の道」と「シルクロード」;モンゴル帝国とイスラム教;徳王の政治的遺言;「アフガン国内の覇権争い」の真相;つくられた憎悪、印パ戦争;ユダヤの正義、アラブの正義;発言集)
著者等紹介
岡田英弘[オカダヒデヒロ]
1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年『満文老档』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Hiroki Nishizumi
紅井流星
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MIRACLE