ロング・マルシュ 長く歩く―アナトリア横断

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ロング・マルシュ 長く歩く―アナトリア横断

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  • サイズ B6判/ページ数 426p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894349193
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0097

内容説明

妻を亡くし、仕事を辞した初老の男。一歩一歩、ゆっくり踏みしめていったとき、日常の垢が削ぎ落とされ、自らの精神が見えてくる。歩く―この最も根源的な行為から得るものの豊饒!本書ではイスタンブールからイランとの国境付近まで。

目次

道のはじまる町々
木こり哲学者
ミサーフィルペルヴェルリキ(もてなし)
疑念
カンガル犬
ウェニ、ウィディ…(来た、見た…)
千キロメートル
ジャンダルマ…
キャラバンサライ
女たち
そして盗賊
高地の憂鬱
大きな痛み

著者等紹介

オリヴィエ,ベルナール[オリヴィエ,ベルナール] [Ollivier,Bernard]
1938年、ノルマンディーのマンシュ県の小村ガテモに生まれる。16歳で学業を離れ、建設労働者として働きはじめる。その後、さまざまな職を転々とする(港湾労働者、レストランのギャルソン、セールスマン、自動車修理工ほか)。その間、18歳のとき結核で一年間の入院生活。退院後、スポーツで健康を回復、20歳から働きながら通信教育を受け、26歳でバカロレアを取得。ついでジャーナリスト養成所の免状を得て、以後15年間を政治記者、次の15年間を経済・社会記者として、ACP(通信社)、『パリ・マッチ』誌、『コンバ』紙、第一チャンネル(テレビ)、『フィガロ』紙、『ル・マタン』紙などで働いた。50歳頃からテレビの脚本も何本か書いている

内藤伸夫[ナイトウノブオ]
1954年生。東京大学文学部仏文科卒。スイス、ローザンヌの近くのモルジュで書店を個人経営

渡辺純[ワタナベジュン]
1954年生。東京大学文学部露文科卒。校正業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

79
イスタンブールからイランの国境を歩いて横断するひとり旅。その距離1700キロ。途中、窃盗未遂に3回遭い、イラン入国直前にアメーバ赤痢に罹り、旅の中断を余儀なくされる。このとき著者60歳、1999年のことである。その後、2002年まで計4回に分けて西安に至るシルクロードの徒歩旅行は続く。これは第1回のトルコ篇、アナトリアの記録だ。トルコで足を踏み入れても安全な場所は南部の観光地化した海岸地帯かカッパドキアだけである。トルコでは車の運転手たちは、歩行者にとっての脅威である。泥棒もいれば、クルド人のゲリラや牧羊2015/12/13

maja

11
歩き続けながら生き続けるべき理由を見つけるという。著者は自分にとって新しい境地を見つけるべく17世紀の宝石商の日記などを資料にシルクロードを徒歩で横断するという。トルコを歩き続ける著者の肩先に乗って囁いてみる。励ましてみる。著者と共に歩き身体の辛さを嘆いたりする。美しい森で素朴な人たちに会い束の間幸せな気分になれたりする。著者の心と視点はシンプルで胸を打つ。旅は道半ばで断念せざるを得なくなるのだけれど。読めて良かった。2018/10/16

Sakie

11
仏人がシルクロード徒歩踏破を企んだ。まずアナトリア、つまりトルコ国横断。ここにはトルコとクルドの混乱がある。危険回避のため街ごとにメモを本国へ送る念の入れようで、西から東へ記録は克明過ぎる程、深く再現される。旅する。歩く。また、交流する。もてなす。その意味を思う。無知と貧困による略奪の危機。だからといって隔絶された村に人格者や知恵者がいないことにはならない。彼の得た事実に、私の価値観や定義づけが揺らぐ。いずれ、も少し腐らしたほうがええんちゃうかと思うフランス男のジャーナリスト魂ではある。この先も供しよう。2015/01/04

waraby

4
定年を迎えたフランスの記者が、シルクロードを歩いて横断しようと、イスタンブールから旅を始める。1999年のこと。車に乗せてやると誘われても頑なに断り続ける姿は、トルコ人からはとても奇異に見えたことだろう。そんななかで、かえがたい友を見つけたり、追いはぎに殺されそうになったりと、車や自転車で通り過ぎただけでは見つけられないトルコの姿を心に焼き付けるのだった。東部のクルド人や軍、ジャンダルマのあたりは、はらはらどきどきさせられる。無事でよかった。さらに旅は続くらしい。2016/07/11

カネコ

3
2015/05/09

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