出版社内容情報
*愛妻を亡くした著者が「回想」「闘病「哀悼」の全過程の揺れる心情を和歌と文で綴る「歌文集」
*茫然自失から「前に進む」立ち直りへの情動のトレース
*教え子たちに慕われた教員だった故人の「人間教育」の姿
*伴侶の死による「残された人」たちへの「エール」
*不治の病者への「緩和ケア」のあるべき姿を照らす
*学校教育の「原点」への職場環境見直しの必要
内容説明
愛妻を亡くした「残された者」が、揺れる心情を和歌と文で綴る「歌文集」。伴侶の死により「残された人」たちへの「エール」。不治の病者への「緩和ケア」のあるべき姿を照らす。亡妻の学校教育の「原点」への情熱とその実際を伝える。
目次
回想(回想という追悼;「非日常」の旅の歌;「回想」の始まり―歌詠み始めの時 ほか)
闘病(身体の不調;癌の発見・手術と抗癌剤治療;抗癌剤効果ナシ・「緩和ケア」の決断 ほか)
哀悼(「空白」の半年と夢;「挽歌第一首」と青春の思い出「源氏物語」;私の入院・大手術 ほか)
著者等紹介
三村翰弘[ミムラミキヒロ]
1942年、東京に生まれる。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。東京教育大学助手、筑波大学講師・助教授・教授を経て、筑波大学名誉教授。マサチューセッツ工科大学客員研究員(1980‐81)、ポーランド・クラクフ工科大学客員教授(1989)、中国・広州大学特別講師(2001)、韓国・中央大学校特別講師(2013)等歴任。歌詠み歴、32年。受賞:JCD創立10周年記念競技設計最優秀賞(1971)、ポーランド建築家協会最優秀賞(1992)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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