内容説明
誰も、「かれ」の“本当の姿”を知らない―。盟友の独白。ネット世界を騒然とさせた小沢論、待望の書籍化。
目次
急変する世界―敗北の歴史(一)
傲慢な小沢―敗北の歴史(二)
欲望というドラマ―敗北の歴史(三)
孤独な後退戦―敗北の歴史(四)
敗れ続ける小沢一郎―敗北の歴史(五)
小沢一郎の栄光
二つの“父性”―敗北の歴史(六)
夢の成就―敗北の歴史(七)
小沢一郎という“悲劇”―敗北の歴史(八)
著者等紹介
世川行介[セガワコウスケ]
1952年生。山口大学経済学部卒。大和證券勤務後、特定郵便局長を経て、99年から放浪生活に入り、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideki Ando
1
羽田さんの話が面白い。昭和から平成にかけての政治史をざっと復習しておくとわかりやすい。こういうのは映像とともに読むのがよくて、電子書籍だとそういうことが便利だろうなという印象。小沢一郎について周りが書く本としては二冊目。次は平野さんが書いたものあたりにしようかと思う。2012/04/02
コギー
0
思うところあって、図書館で借りて読む。2010年8月刊行(脱稿は同年7月(おそらく参院選開票日前))。この1年前、衆院選で民主党が圧勝し、政権交代が実現。民主党代表の鳩山由紀夫が首相、小沢は民主党幹事長に就任。この年の3月、小沢の政治資金会計責任者の政策秘書が政治資金収支報告書記載を検察に悪質な虚偽と断定され、緊急逮捕、小沢も民主党代表辞任。その後もマスコミによって鳩山や小沢の様々な疑惑を問題視する世論が強く、鳩山、小沢は共に辞任し、菅直人が首相就任。だが、参院選で惨敗し、民主党代表選に小沢が出馬。2020/07/21