内容説明
人相、手相、相性など占いブームの影で、なぜか声の方は忘れられていた。声相学はこの重大な盲点“声”にスポットをあて、そこに人物判断の重要な鍵があることを探り出した。本書は“声は人なり”という新しい認識に立って、声と性格、声の生理、女性の声とセックス、政治家の声の診断など、興味あふれる内容に満ちている。声の発見は、新しい人間の世界の発見である。
目次
人間判断の盲点
人間の聴力
G氏の声相談議
声の生理
声は人なり
女性の声とセックス
政治家の声を診断する
声相学を生かす
著者等紹介
十一條龍樹[ジュウイチジョウタツキ]
本名・福島秀雄。旧制第一高等学校文科中退。プランメーカー兼プロブレム・ソルバーとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香具師山啖呵堂
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本書は、かつて著者が知己を得た声相診の大家・G氏から教授された内容を公開したもの。 観察力に秀でて適性のある方なら、本書の記述をヒントにして経験を積み上げていくことによって独自に自分なりの方法を確立することは可能ではないでしょうか。 ところで、G氏は、声相鑑定法をどうやって身につけられたのでしょうか。やはり師匠がおられたのでしょうか。それとも、独自に編み出したものなのでしょうか。 http://iching.seesaa.net/article/443119910.html2016/10/25
キャシー
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声相学…タイトル通り、声による性格診断の可能性を書いてある本。 内容については、学問というより、一個人の感覚が書かれているように受け取れた。具体的な性格診断方法については体系的に記載されてないので、これを読んですぐに性格診断ができないとは思う。 ただ、視覚に重きをおく世の中で、人を判断するときにもっと聴覚に頼っても面白いな、と感じられた。また、この著者同様、私も声にその人の全てが現れるということを感じているから、この本に書いてあるヒントを元に自分なりに声相を判断していくのも楽しいんだろうなと思った。2019/09/04