感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
4
そしてこの漫画は、人間の贖罪を問う物語へと到達する。クライマックス、石ノ森の実験精神が炸裂した作画が、そのテーマの深遠さをものの見事に表現していく。これが少年誌に連載されていたことに、今さらながら驚かされる。2009/02/13
訪問者
3
うーん、最後は何か「2001年宇宙の旅」か「虎よ!虎よ!」みたいなラストになってしまったが、やはり傑作。それにしてもリュウがロケットに密航して宇宙に旅立った2020年に現実になってしまったわけだが、まさか宇宙時代に代わって新型コロナウイルスの時代がやってくるとは!2020/04/03
カポ
3
一巻から五巻までいっきに読んだので、感想はまとめて書きます。 SF漫画として読むのはもったいないぐらいのリアルさでした。特に今は戦争、環境問題、核爆弾などこの漫画に書かれてあることがいろいろと問題となっているので、ほんとにわらってられませんでした。 初めて石ノ森章太郎読んでみたがはまってしまいました。2010/05/11
きゃろる
2
(60年代後半から70年代前半)は、公害問題が浮き彫りになったり、冷戦の最中で、人々が強く核兵器に対して危機意識を持っていた時代だった。そういう時代に人類の未来を危惧してかかれた預言書。 人間がいなくなった機械都市や、植物人間、ミュータント、ヘソのない人口生命体……。 かなり意欲的&強く印象に残るSF傑作でした。2025/04/10




