内容説明
二〇〇六年末から激しい競争が繰り広げられてきた次世代ゲーム機戦争。だがここにきて、その結果は明らかとなってきた。「任天堂の圧勝」「ソニーの敗北」…。性能の面では他社を圧倒したはずのPS3は、なぜユーザーの支持を得られなかったのか。強大なはずのソニー帝国は、いかにして自滅の道へと突き進んだのか。PS3開発計画の裏に見え隠れする、巨大企業ソニーの問題点を検証する。
目次
第1章 勝敗は三ヶ月で決まった
第2章 ブルーレイのくびき
第3章 PSの栄光に隠されていた闇
第4章 出井体制の「失われた十年」
第5章 久夛良木氏の夢・CELLはソニーを傾かせる
第6章 ソニーはなぜiPodを作れなかったのか?
第7章 PS3は生き残れるか?
著者等紹介
多根清史[タネキヨシ]
1967年生まれ。京都大学法学部大学院修士課程修了(国際政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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