内容説明
詩集とありますが、詩集ではないのかもしれません。少年詩集としてはたぶん初めてのコンクリートポエトリー。
目次
きもち
野の花
魚市場
のはら
せいくらべ
めだか
山国
雨
算数の時間
名画
おじいさん
突然変異
威厳
なつ
野原
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県大牟田市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
3
まさに自由そのもの。もはや「ことば」の閾を超えて、視覚に訴える詩となっている。内田麟太郎さんの実験であり挑戦なのだろうけれど、それ以前にそんな構えたものではなく、楽しんでどうやっておもしろいものを作ってやろうか⁉︎と、きっとわくわくしながら詩作し、試作したのだと思います。この遊園地、続々と広げていって欲しいです‼︎絶対、遊びに行くから!2024/09/18
ビシャカナ
0
絵文字や言葉遊び、それ以前の記号や文字の区別なく、まさしく「ことばの遊園地」内田麟太郎はこんな境地にまで至っているのかと感嘆2025/05/24