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内容説明
人間の欲望が幻影となって人間の存在を呪縛する世界に身を置きながら、アフガニスタンに関わり続けて二十数年。一編集者が、ひょんなことからNGOの責任者になって、考え続けた思考の軌跡。
目次
アフガニスタンが主戦場
人災と天災の荒野
伊藤和也君を失って 難民キャンプを覆うニヒリズム
ペシャワールという“問い”
グローバリズムと骨董品の国
世界の流れに背を向けて
復興支援のパラドックス
なぜ持続できたか
NGOと自己責任
反米暴動のアフガンと潅漑用水路
ある予感の中で
眼だけになる
時間に刺し貫かれる
世界史的事件
水俣とアフガン〔ほか〕