内容説明
土壁が時代を批評する。『左官教室』の編集長がおくる職人技へのオマージュ。
目次
1 泥
2 造
3 巡
4 時
5 言
6 詩
著者等紹介
小林澄夫[コバヤシスミオ]
1943年静岡県浜北市生まれ。1968年明治大学卒業。同年(株)黒潮社入社。月刊「左官教室」を編集
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感想・レビュー
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ume 改め saryo
5
実にいろんな職業。いろんな歴史がありますね(^^)2013/05/29
Valkyrie
2
【図書館本】「月刊左官教室」の「今月の言葉」を集めたもの。だいたい1990〜2000年頃。時代の流れと工業化、画一化で失われつつある左官職の高度な技術。今ではビルの壁にセメントを塗るだけだが、元々は自然と泥と対話して壁を創りあげる職人技。子供の頃の記憶にある廃屋の壊れた壁の竹木舞と乾いた土。あれはどんな匂いだったか...これからは古い土蔵に出会ったら仕上げや鏝絵に注意してみよう。2020/12/16
メルセ・ひすい
1
泥と風景2010/01/03
庵
0
シャドウワーク、松茸の下には白土がある。エロスの匂、継手/仕口/楔/鎹、色/肌/変化、壁/障子/柱、木舞竹2013/10/31