感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
328
KUにて。まぁ、ふつー。喋るイルカというキャラを立たせて、新宿2丁目のバーにやってくるお客さんたちの悩みをユーモアたっぷりに解消していきながら、著者のコピーライター経験を活かして「相手に伝わる言い方」を伝授する一冊。ただ、結局は小手先のテクニックを教えるにとどまっている感がいなめず、あまり心に残る印象的な言葉などはなかった。対話形式の実用書は『嫌われる勇気』『夢をかなえるゾウ』みたいに、あまりコロコロ相談者を変えないほうが読者になじみ(慣れ? 読みやすさ?)が出てくるものなのかもしれない。2016/08/17
ハッシー
106
★★★★☆ 一流のコピーライターが伝授する、伝わるコミュニケーション方法。オネエのマスターが経営するスナックに来た目つきの悪いイルカが、ユーモアたっぷりに相談者の悩みを解決していく。流石、言葉を操るプロだけあって、とんでもなく読みやすい。ストーリー形式で、目からいっぱいウロコを落としながら、楽しく学ぶことができる。「伝える」ではなく「伝わる」。相手の気持ちになることの大切さ、言葉の大切さは、この本を読むと痛いほど分かる。オススメの一冊。2018/12/06
ぱんにゃー
65
【いるか?】 はい!表紙をズームアップして下さい。[彼]が主役の物語です。/[あんみつ好きのゾウ]が夢をかなえる物語。[悪魔]が世界から猫を消しちゃう物語。この3つの物語 ノリは一緒![キャラ]かぶってる~!大事なことも一緒かも! こういうの大好きです(^^♪2014/10/27
鱒子
64
図書館本。著者のメソッドを読者に伝えやすくするために、ストーリー仕立て&台詞形式になっています。ナビゲーターは イルカ(かつてのMicrosoft Officeを思い出す 笑)。「あんたのその気持ち伝わっているか?」イルカがキメ顔でグイグイ来ます。著者の本は「すごいメモ」と本書しか読んでいませんが、こちらの方がかなり読みやすいです。まさに読者に伝えるための本です。2019/01/02
けんとまん1007
61
随分前から思っていること、トライしていること。「伝える」から「伝わる」へ。相手の行動につながるか。そのヒトントになるメソッド集。一つでもやってみることから。その根底にあるのが、相手になりきること・・・これが、難しい。自分なりには、時間をおいて見直すことをやっている。2021/10/21