出版社内容情報
江戸時代、朝鮮通信使がたどった近江の約40?の道を「朝鮮人街道」と呼ぶ。彦根東高校新聞部が克明に調べたかつての道筋を解明。…江戸時代、朝鮮通信使がたどった近江の約40kmの道を「朝鮮人街道」と呼ぶ。街道の起点は中山道野洲市小篠原、ここから近江八幡市の八幡山城下、安土城下、彦根城下を通り、佐和山城の切り通しを越えて中山道鳥居本宿へ合流する。道路拡張、新道などで変わりゆく道を現地調査を行い、聞き取りを重ね、彦根東高校新聞部が克明に調べたかつての道筋。
部員を指導した著者は明治時代の地図との照合も重ね、昭和半ばには誤って伝えられていたことなども、本書によって訂正した。
今回新装版として、補遺を加えた発刊。
第1章 朝鮮通信使の道
第2章 「朝鮮人街道」をゆく
第3章 通信使の記録から見た近江
第4章 通信外交史の歴史
第5章 近くて近い国
第6章 再び能登川へ
門脇 正人[カドワキ マサト]
著・文・その他
目次
第1章 朝鮮通信使の道
第2章 「朝鮮人街道」をゆく
第3章 通信使の記録から見た近江
第4章 通信使外交の歴史
第5章 近くて近い国
第6章 再び能登川へ
著者等紹介
門脇正人[カドワキマサト]
1943年滋賀県愛知川町に生まれる。2歳の時、小児麻痺にかかる。滋賀県立愛知高校、京都大学理学部数学科を卒業。参考書を作っている新学社(京都)を経て、滋賀県立彦根東高等学校教諭に。1978年から新聞部顧問となり、足でかせぐ新聞づくりを指導。全国新聞コンクールで文部大臣賞、朝日新聞社賞、全国新聞コンテストで最優秀賞など多数を受賞。県高校新聞コンテストでは最優秀賞を17年連続で受賞した。滋賀県高等学校新聞研究会83.84年度事務局長。全国高等学校新聞教育研究会理事などを歴任、1992年「新聞教育賞」受賞。執筆した算数の参考書・問題集(文英堂)は多数にのぼる。母校の校長を経て退職後、滋賀県立安土城考古博物館に勤務。愛荘町立歴史文化博物館館長、顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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