ディーゼル車排ガスの微粒子除去技術

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ディーゼル車排ガスの微粒子除去技術

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  • サイズ B5判/ページ数 251p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784882313137

出版社内容情報

★ディーゼル車排ガスの微粒子(DEP)の発生メカニズム,リスクと排ガスの規制動向から燃料改質技術,微粒子除去フィルター材料・ 装置をまとめた初の成書!
★加速する軽油の脱硫技術開発,次世代脱硫技術,新触媒技術の最前線!
★実用段階に入った微粒子除去装置(DPF)のフィルター材料と装置技術を詳述!



        執筆者一覧(執筆順)
吉原 福全  立命館大学 理工学部 機械工学科 教授
嵯峨井 勝  青森県立保健大学 健康科学部 教授
横山 栄二  国立公衆衛生院 顧問
芳住 邦雄  共立女子大学 教授
保泉  明   石油産業活性化センター 石油基盤技術研究所
山田 宗慶  東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授
亀岡  隆   触媒化成工業(株) 触媒研究所 第一研究グループ 主査
葭村 雄二  産業技術総合研究所 物質工学工業技術研究所 機能表面化学部 表面設計研究室 室長
内沼 一雄  エネルギー・環境コンサルタント
鈴木  崇   コスモ石油(株) 事業開発部 研究グループ 主任研究員
平山 裕章  石油公団 石油開発技術センター 天然ガス有効利用技術研究プロジェクト 研究員
福田 秀樹  神戸大学大学院 自然科学研究科 教授
松本 伸一   トヨタ自動車(株) 第一材料技術部 シニアスタッフエンジニア
水野  彰   豊橋技術科学大学 工学部 エコロジー工学系 教授
吉川 英夫  元・千葉工業大学 教授
猪俣  誠   日揮(株) 技術研究所 プロセス技術開発部
渋谷 昌樹  宇部興産(株) 宇部研究所 チラノ繊維開発プロジェクト 主席部員
鈴木 義和  産業技術総合研究所 名古屋工業技術研究所 シナジーセラミックス特別研究室 研究員
角屋  聡   ジョンソン・マッセイ・ジャパン・インコーポレイテッド 自動車触媒技術部 ディーゼル触媒室 マネージャー
村木 秀昭  ジョンソン・マッセイ・ジャパン・インコーポレイテッド 技術担当取締役
菅野隆登志  (株)いすゞセラミックス研究所 DPF事業推進室 製造開発部 DPF技術グループ 課長
武本 敏彦  日新製鋼(株) 商品技術部


         構成および内容
第1編 ディーゼル排ガスの発生のメカニズム,リスクとその規制

第1章 DEP発生・消滅のメカニズム                      吉原福全
1 平衡論解析による検討
2 核生成
 2.1 ポリアセチレンラジカル機構
 2.2 イオン核の理論
 2.3 PAH前駆体説
 2.4 カーボン蒸気クラスター理論
3 ディーゼル燃焼におけるすすの生成

第2章 ディーゼル排ガスの人体への影響                   嵯峨井 勝
1 SPMあるいはPM2.5の汚染状況と疫学調査報告について
2 ディーゼル排気微粒子(DEP)による気管支喘息様病態の発現
3 ディーゼル排気ガス肺癌に及ぼす影響について
4 ディーゼル排気ガスの環境ホルモン様作用について
5 自動車由来浮遊粒子状物質(PM10)の健康リスク評価と健康費用

第3章 ディーゼル排出微粒子の発癌性                    横山栄二
1 発癌性
 1.1 遺伝子障害性試験
 1.2 疫学-職業上の暴露に関する
 1.3 吸入暴露実験
  1.3.1 実験成績
  1.3.2 発癌性の機構
 1.4 発癌性の評価
2 DEに対するリスクアセスメントおよびリスクマネージメント

第4章 浮遊粒子状物質(SPM)対策とディーゼル排ガスの規制動向     芳住邦雄
1 SPMによる大気汚染状況
2 環境濃度の拡散シミュレーション
 2.1 予測範囲の検討と発生源モデル
 2.2 気象モデルと拡散計算モデル
 2.3 発生源寄与評価
3 ディーゼル粒子の排出規制
 3.1 規制値の現状と年次計画
 3.2 ディーゼル粒子測定方法
4 ディーゼル排気粒子の総合対策
 4.1 自動車NOx方による対策強化
 4.2 今後の総合対策強化の方向


第2編 軽油の精製と添加剤による排ガスへの効果

第1章 軽油品質がディーゼル排ガスに及ぼす影響             保泉 明
1 試験装置および試験方法
2 結果および考察

第2章 触媒による軽油の脱硫黄化技術の開発               山田宗慶
1 脱硫黄化技術
2 軽油中の硫黄化合物
3 水素化脱硫触媒
4 4, 6-DMDBTの水素化脱硫

第3章 軽油中の芳香族炭化水素を減らす新型触媒の開発         亀岡 隆,葭村雄二
1 研究開発の内容
 1.1 実験方法
  1.1.1 触媒調製
  1.1.2 触媒のキャラクタリゼーション
  1.1.3 触媒性能評価
  1.1.4 原料油および生成油の分析
 ・2 結果
  2.1.1 小規模試作触媒の芳香族低減活性
  2.1.2 小規模試作触媒の軽油品質改善特性
  2.1.3 工業規模試作触媒の製造
第4章 添加剤の排ガスに対する効果                     内沼一雄
1 潤滑性向上剤
 (1) 低硫黄化の動向と潤滑性向上剤
 (2) 潤滑性向上剤の性能
2 セタン価向上剤
3 清浄剤
4 含酸素燃料の混合
5 その他の軽油用添加剤
 (1) 流動性向上剤
 (2) 貯蔵安定性改良剤
 (3) 腐食防止剤,抗乳化剤
 (4) 消泡剤
 (5) 識別剤(周辺油種用)

第5章 天然ガスを原料とした高品位燃料の合成技術-新規FT合成触媒を利用したサルファーフリー燃料合成-
                                               鈴木 崇,平山裕章
1 FT反応
2 担持ルテニウム系FT触媒
3 スラリー床Ru系触媒

第6章 廃食用油からのディーゼル燃料の生産                福田秀樹
1 バイオディーゼル燃料生産の反応-スキームおよび製造法の比較-
2 酵素によるメタノリシス反応
 2.1 C.antarctica 由来のリパーゼによる反応
 2.2 Rhizopus 属由来のリパーゼによる反応
3 whole cell biocatalyst による反応

第7章 低・未利用バイオマス資源からの燃料生産技術の開発         福田秀樹
1 バイオ燃料生産プロセスに用いる2つのKey技術
 1.1 インテリジェントバイオリアクター化技術
 1.2 アーミング酵母創製技術
2 バイオディーゼル燃料の生産
 2.1 バイオディーゼル燃料生産の反応スキーム
 2.2 バイオディーゼル燃料製造プロセス
 2.3 酵素によるメタノリシス反応


第3編 排ガスの浄化技術

第1章 自動車排ガス触媒-窒素酸化物,パティキュレート           松本伸一
1 NOx低減技術
2 PM低減技術

第2章 非平衡放電プラズマによるガス浄化                  水野 彰
1 放電による低温非平衡プラズマ
2 低温非平衡放電プラズマによるガス浄化プロセス
 2.1 水膜式電気集塵装置
 2.2 パルスストリーマー放電によるNOの除去
 2.3 ガス状有機物(VOC)の分解
 2.4 室内空気の浄化
3 非平衡放電プラズマ化学反応の課題

第3章 ディーゼル車の排ガス中のすす除去装置の開発            吉川英夫
1 すす除去装置
2 燃料消費率低下,すす除去およびNOx低減を同時に満足させるシステム
3 後処理装置

第4章 ディーゼル排ガスの浄化触媒                     猪俣 誠
1 パティキュレート,HCの酸化浄化
 1.1 酸素による酸化浄化法
  1.1.1 反応機構               
  1.1.2 性能
  1.1.3 軽油中の硫黄分の影響
 1.2 NO2による酸化浄化法
  1.2.1 反応機構
  1.2.2 性能
  1.2.3 軽油中の硫黄分の影響
2 NOxの浄化法
 2.1 NOxの分解浄化法
  2.1.1 反応機構
  2.1.2 性能
 2.2 NOxの選択的還元除去
  2.2.1 反応機構
  2.2.2 性能
  2.2.3 軽油中の硫黄分の影響
 2.3 NOxの吸蔵還元浄化
  2.3.1 反応機構
  2.3.2 性能
  2.3.3 軽油中の硫黄分の影響


第4編 フィルター材料

第1章 炭化ケイ素系繊維のDPFへの応用                    澁谷昌樹
1 SiC系繊維の製法
2 チラノ繊維の特性
 2.1 力学的特性,熱学的特性および組成
 2.2 耐熱性
 2.3 耐アルカリ性
3 DPF用チラノ繊維の開発
4 チラノ繊維のその他の用途

第2章 高温脱塵に適した新規多孔質セラミックス複合材料の開発        鈴木義和
1 天然ドロマイトの熱分解と多孔質セラミックス原料への応用
2 新規多孔質セラミックスの製造プロセス
3 新規多孔質セラミックスの特性


第5編 ディーゼル微粒子除去装置(DPF)

第1章 連続再生式DPFの開発とPM低減技術                  角屋 聡,村木秀昭
1 DPFとPMの燃焼
2 PMの粒径
3 連続再生型DPF(CRT)の開発
 3.1 CRTの原理
 3.2 CRTのシステム構造
4 CRTの再生に対する温度,燃料中の硫黄分の影響
 4.1 NO酸化特性(NO2生成)の温度および燃料中の硫黄分濃度の影響
 4.2 NOx/PM比
 4.3 CRTの操作条件
5 CRTの使用例(フィールドテスト)
 5.1 CRTの国別普及状況
 5.2 CRTの用途別普及状況
 5.3 CRTの耐久性

第2章 ディーゼル微粒子除去装置(DPF)の開発                菅野隆登志
1 繊維のフィルターの特徴
2 繊維フィルターDPF全体システム
3 繊維フィルターDPFの性能
 3.1 捕集性能
 3.2 捕集時間
 3.3 再生時間
 3.4 走行燃費
4 繊維フィルターDPFの耐久性,搭載実績
5 商品展開
6 触媒型連続再生DPFとの比較

第3章 ステンレス箔を使用したDPFの開発                    武本敏彦