内容説明
ある日偶然、著者は、自分の親戚一家をアウシュヴィッツに送り込んだ「密告」の手紙を発見した。それを書いたのは、近所の人のよい老婦人だった…。真実を追い求め世界で高い評価を得ている伝記作家が、ノンフィクションとしては書けない事実にぶつかってしまった。そして、初めて小説として書き上げたのが本書である。舞台は、パリ15区の一角。1軒の商店と1軒のビストロ、そして教会と1台のバスの中だけ。彼の追及は、占領下パリの「亡霊」を呼び起こし、平安に暮らす人々の過去の傷口をえぐりだしてゆく…。誰も書けなかった、ナチ占領下のパリの闇。『朗読者』とともに各国で話題騒然のモデル小説。
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