感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fut573
0
自然科学機構シンポジウムの内容を収録した本。今回のテーマは脳科学。このシンポジウムの講演は事前に大学のゼミ生がチェックをし、難しい過ぎるところを指摘という行程があるので、質の高さの割に分かりやすい仕上がりになっている。特に面白かったのは川人光男さんの「ブレイン。インターフェイス最前線」で、サルの脳に電極を指し、足の運動情報を解読し、インターネットを介して人型ロボットに伝送することによて、リアルタイムでロボットを歩行させることに成功したエピソードなど。脳インターフェイスの分野は実用化直前の段階まで進んでいる2009/09/30