内容説明
「いきがるな。もっと俺に甘えろよ」両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は生活のために掛け持ちでバイトをしている。昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、夜のバイト先のホストクラブ。トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を自宅まで送ってくれたのがきっかけで、石神は何かと理由をつけてはアパートにやってきた。人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だがその優しい一面に心を奪われて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
36
ヤクザ屋さんが好きというわけではない。我が地、娘達が小学生の頃、同級生にあちらは九州の~組、こちらは会津小鉄に山口組とそりゃ選り取り見取り派手なものでした。今はもういらっしゃいませんが。そんな親を持つ子でもとてもいい子もおりましたし何の偏見も持たない・・まぁヤクザ屋さんに対しての常識的な竜城の偏見は偏見のうちに入らず楽しく読ませてもらいました。実の親より石神の方がほんと親らしい親かと。しかもエコにも(^^♪。この続きがあるので読みたいのですが順番が書いてない・・石神・竜城と楓太の其の後を読みたいのですが2020/09/16
タビサ
35
シリーズ① ヤクザの幹部・龍一郎×カフェ店員、ホスト・竜城。父親違いの4歳の弟をカフェとホストの掛け持ちで必死に育てている竜城が、ヤクザの石神と出会い親しくなっていく。毎日カフェにマイカップ持参でキャラメルラテを注文するエコヤクザ。これは完全に竜城狙いなのはバレバレ。真面目で純粋な竜城だけど、気の強さもあり、弟を一人で頑張って育てる姿は健気で頑張れと肩入れしたくなる。男の嫉妬っていうのも醜いし陰湿だな。石神と颯太と竜城の3人が親子のように過ごす様子が微笑ましい。颯太が可愛いくて癒される~。2017/08/27
そらねこ
18
再読。やっぱり面白いw2019/03/05
de sang-froid
18
893BL。①竜城(右)のバイトするカフェにいかにもそれっぽい客・石神(左)が部下を引き連れてやってくる。コメディーな部分もあり、ちょっと迫力&危険な893な怖さもありで飽きずに一気読み。亜樹良先生の挿絵も堪能。竜城が弟・颯太のために必死に生きてて、いじいじグルグルしないキャラなのが良かった。(→「白露」)2012/11/16
幸成
11
それぞれに必要なものをお互いに求めて満たされて。ヤクザものということで勿論すんなりといくわけもなくカタギの竜からすれば、やっぱりヤクザのせいでという事件も起きて感情が爆発します。でもそれを最終的に包み込んでしまえるくらい懐の大きな人間の龍一郎です(そしてその組の人間も) 昔気質と言うか義理人情のヤクザって感じで、最近よく読む見た目もカッコ良くてスマートな雰囲気のヤクザとはまた一味違い惹かれるキャラですね。 そしてこの本には4歳の竜の弟・颯太の存在も大きくて最終的には家族愛的な?不覚にも泣いてしまった(笑)2015/09/06




