ネイティブの英語人物表現 - こんな人・あんな人・どんな人

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ネイティブの英語人物表現 - こんな人・あんな人・どんな人

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876151738
  • NDC分類 837.8
  • Cコード C0082

出版社内容情報

「彼は父親似です。」「人当たりがいいです。」など、日常会話にはうわさ話や特徴など人についての話題が多く登場します。そんな時役立つ、他人や自分の性格・外見・習慣・職業などを英語で的確に表すためのフレーズを2600集めました。ネイティブ・スピーカーが多用する形容詞や表現法も数多く取り上げています。

《はじめに》
 本書は、人物の外面と内面の特徴、習慣・嗜好・行動様式、職業や地位などについて、ふだん日本語で言い表しているのと同じくらい詳細に英語で語るためのフレーズ集です。一般の和英辞典などでは調べ当たらないようなきめ細かな人物に関する表現がこの一冊に凝縮されています。
 我々の日常の会話には、他人のうわさ話や特徴など、とかく他の人間のことが登場します。我々はやはり人間に一番興味を持っているのかもしれません。英語で話すときも人物を表現する機会が多い割に、英語学習者はその表現法を本格的に習う機会は少ないようです。
 英語での人物の表現法は、大きく4つのタイプに分かれます。まず第1に、He is nice. / He is a nice person.(彼はいい人です)のように形容詞を用いて表す方法があります。第2に、He has a nice personality.(彼は性格がいいです)のように、〈have+名詞句〉の形を使って、特性や何かを所有している状態を表す方法があります。第3に、He wakes up early in the morning.(彼は早起きです)のように一般の動詞で表す方法です。第4の方法では、「彼は嫌われ者です」をHe is hated.ではなく、I don’t like him. / No one likes him.などのようにその人物を主語にせずに話者や一般の人の観点から表すこともできます。学習者の多くは第1の表現法にこだわり、適切な形容詞が見つからずに表現すること自体を避けたり(avoidance)、途中で表すのを諦めたり(message abandonment)、妥協してとりあえず意味の近い語彙で代用すること(substitution)が多々あります。たとえば、「よく気がつく人」をa nice personで済ますケースなどです。第1の方法がうまくいかなければ、第2、第3、第4の方法を駆使して、できるだけ日本語のレベルに近い詳細で正確な表現をするように心がけてください。
 英語での人物表現を口頭や文書で発信するだけでなく、聞いたり読んだりする際に正しく受信することも大切です。英語のネイティブ・スピーカーが使う人物表現の中には日本語に訳しづらい、または日本の文化ではあまり使われない表現や、さらに正反対の解釈が可能な紛らわしいものもあります。たとえば、He/She is condescending.という言い方がありますが、このcondescendingには、「腰が低い」というポジティブな意味と同時に「相手を見下した」というネガティブな意味もあり、自分では良い意味で使っているつもりでも相手には悪い意味で理解されることもあります。同様にaggressiveには「積極的な」と「攻撃的な」という2つの意味がありますが、このように一見似ているようでその人物を肯定的に捉えているのか否定的に捉えているのか評価がまったく異なる紛らわしい意味を持つ形容詞も英語には少なくありません。その点、本書は日本語母語話者が日常会話でよく用いる人物表現の英語での表し方を紹介するだけではなく、英語のネイティブ・スピーカーが多用する形容詞や表現法も適所に配置しています。
 読者の方々は、本書を片手に、自分自身や身近な人、著名人や歴史上の人物を思い浮かべたり、洋画やテレビドラマを見ながら登場人物の特徴をぴったり表すフレーズを探し出したりしてみてください。また、足りなければ自分自身で本書のページに書き加えて本書を進化させてください。より豊かな表現を習得していただき、人物を思うままに自由に描写して楽しんでいただければ幸いです。人物表現を通した語彙力の増強は、特定の人物の姿と共に記憶に記銘(imprint)され、長く保持(retain)され、必要なときに素早く想起(recall)される発信語彙(activevocabulary)となるでしょう。
 最後に、本書の構成や掲載項目について株式会社語研の奥村民夫さんおよび本堂もも子さんには貴重なご助言をいただきました。この場を借りて心より深くお礼を申し上げます。

 北に一星あり 小なれど その輝光強し

国立大学法人小樽商科大学大学院ビジネススクール准教授 小林敏彦
国立大学法人小樽商科大学言語センター准教授 Shawn M. Clankie

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

15
ブックオフで200円だったので買ってみた。日本語でも日常会話でよく出てくる「○○な人」「私は○○なんです」といった表現を英語でどういうか?という疑問に答える実例集。「彼女はハト胸」とかは言ったら失礼だろうし、「高利貸しからお金を借りています」なんて言う機会はないほうがいい。「すねかじり」「どんぶり勘定」「冷飯を食わされる」は日本語の方が味があるな。日本語だと普通に使ってる子供でも解る日常表現なのに、英語になると難しいな。英単語が難しいのではない、知ってる単語で表現できることに気づけないことが問題だ。2019/08/16

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