内容説明
究極の愛を描く、耽美時代長編。将軍綱吉の寵愛を受け、並ぶ者なき権勢を誇る柳沢保明の、頽廃の暮しはむなしく過ぎて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
15
呉服屋の若旦那が身を落としていく「心中西国譚」が印象に残る。腑に落ちないラストだから余計に。なんでこんなにも濃くて胸を抉られるんだろう。2021/03/24
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
元禄無頼の続編で、同じ時代の心中に関するものを集めたもの。 心中といっても,男女と限らないところが栗本薫の流儀。 筆者が栗本薫でなければ,この分野は読まなかったろう。 読んだというか,斜め読みです。 「やおい」という言葉が有るが、山はあるし,落ちもついている。 江戸時代の物語。 武士社会の怠惰な生活を描写している。 栗本薫らしい世界。 栗本薫が誰に一番親近感を持っているか。 栗本薫が誰に一番あこがれているか。 どういう生き方を良しとしているか。 それが意味なのだろう。 2012/01/13
shino
0
江戸時代の、男同士の心中ものの短編集です。男女と変わらず、想いを募らせ思い詰めていく過程と、美少年の儚い美しさに酔いました。この本の中では「心中西国譚」が一番気に入っています。2013/10/25




