目次
「東海の海」の定説をめぐって
「東海の海」に関する諸説
「終章 石川啄木」の書評について
啄木の第二歌集「悲しき玩具」
啄木の文学関係者達とその雅号
啄木とその家族
書評(新井満著「石川啄木 ふるさとの山に向かひて」;西脇巽著「石川啄木 東海歌二重歌格論」;内田ミサホ著「東海歌の原風景」(再考)
小林芳弘「石川啄木・梅川操・佐藤衣川をめぐりて」)
随想(本に関する私の四か条;戦時下の函館病院と阿部先生)
資料(石川啄木の人物評;三浦光子「兄啄木のことども」(九州日日新聞連載記事))
著者等紹介
井上信興[イノウエノブオキ]
大正10年10月広島市生まれ。医師。戦前啄木ゆかりの地である函館に居住し、盛岡で学生生活を送ったことから啄木に関心を持つようになる。昭和30年頃から啄木研究を志し、以後文献に親しむ。昭和57年以降小論を各種の新聞雑誌に発表して現在に至る。国際啄木学会会員。関西啄木懇話会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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