批評空間叢書<br> 西田幾多郎 他性の文体

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批評空間叢書
西田幾多郎 他性の文体

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872333640
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0095

内容説明

西田幾多郎は何故「…でなければならぬ」を連発しなければならなかったのか。そして、主語と述語の極としての「真の無の場所」とは何か。西田哲学への積極的『批評=批判』。

目次

第1章 他性の文体
第2章 ロマンティークの行方
第3章 無の場所の転落
第4章 「種」あるいはイデオロギーの発生
第5章 時間と他者
補違 転倒する時間意識―キルケゴール、西田、レヴィナス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遠野一義

1
西田幾多郎の奇怪な文体を論じた表題論文と、4つの西田哲学についての論からなる論集。表題作が一番面白く読めた。著名な『善の研究』を読んだ時、癖のある文体に苦戦したのだが、なるほどこういうことかと納得出来た。そして、西田幾多郎と分裂病がこんな風に関連づけられるとは。木村敏のまだ読んでいない著書への言及も多かったため、面白くも知識欲が刺激される論文だった。2015/02/22

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