内容説明
ハブやヒルもなんのその。サソリだってムカデだってべつに死にやしない。1965年、イリオモテヤマネコ研究のため初めて西表島に入り、以来50年にわたって島を歩き続けてきた筋金入りのフィールドワーカーが書く秘境単独踏破行。笹森儀助『南嶋探驗』の足跡を辿りつつ、観光では味わうことのできない西表島最深部の魅力を紹介する。
目次
序章 テドウ山に登る―二〇〇五年
第1章 崎山半島を巡り、南海岸を経て大原へ―二〇〇五年
第2章 古見岳に登り、由珍川から板敷川を下る―二〇〇七年
第3章 仲間川から南風岸岳登山、越良川を下る―二〇〇八年
第4章 祖納から波照間森を経て大富へ(その一)ギンゴガーラを下る―二〇〇六年
第5章 仲間川から御座岳に登り、仲良川を下り白浜へ(その一)桑木山北沢と御座岳北東沢―二〇一〇年
第6章 後良川から浦内川、稲葉を経て浦内橋へ―二〇一二年
著者等紹介
安間繁樹[ヤスマシゲキ]
中国内蒙古に生まれる。1963年静岡県立清水東高等学校卒業。早稲田大学法学部卒業。法学士。早稲田大学教育学部理学科(生物専修)卒業。理学士。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。哺乳動物生態学専攻。世界自然保護連合種保存委員会(IUCN・SSC)ネコ専門家グループ委員。熱帯野鼠対策委員会常任委員。公益法人平岡環境科学研究所監事。日本山岳会会員・自然保護委員会委員・科学委員会委員。2004年市川市民文化ユネスコ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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