内容説明
フランス現代音楽界の最前線で40年に渡り活躍を続ける作曲家、初の自伝的エッセイ。日本の演歌や蝉の声、能などにインスピレーションを受けた作品がなぜフランスで高い評価を得ているのか。西洋と東洋を超えた本質的な音へ突き進む孤高の作曲家が、創作や師オリヴィエ・メシアンそして東西の文明について熱く語る!
目次
第1章 僕の音楽遍歴
第2章 わが師メシアン
第3章 フランスと日本の間で
第4章 巴里音楽事情
第5章 フリーメイソンと音楽
第6章 国歌とはなにか
第7章 シャンソンと演歌
著者等紹介
吉田進[ヨシダススム]
作曲家。1947年、東京に生まれる。1970年、慶應義塾大学経済学部卒業後、池内友次郎、大月玄之両氏に師事。1972年、渡仏。パリ国立高等音楽院対位法科(一等賞)、和声法科(二等賞)修了後、作曲科でオリヴィエ・メシアン氏に師事(一等賞)。パリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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