- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 学習
- > 文明・文化・歴史・宗教
出版社内容情報
宮田 章司[ミヤタ ショウジ]
著・文・その他
瀬知 エリカ[セチ エリカ]
イラスト
市川 寛明[イチカワ ヒロアキ]
監修
内容説明
最近はめっきり少なくなりましたが、「いーしやきーいもー」という焼き芋屋さんや、「さーおやー、さおだけー」とよびかけるさお竹屋さんの売り声を、聞いたことはありませんか?この本で紹介する「江戸売り声」は、そんな売り声の大先輩です。江戸時代には、車もスピーカーもありません。ぼてふり、ふりうりとよばれた物売りたちは、てんびん棒をかついで、ナマの声でよびかけました。そこでくふうされたのが、独特な節回しや声の調子です。まるで商品のテーマソングのように、個性的な売り声がたくさんありました。そんな売り声を手がかりに、江戸のくらしを楽しく実感してください。(監修者から)
目次
タイムトリップ!売り声百景春の巻 正月からはじまります(縁起もので、おめでとう!;もっと知りたい!江戸時代 江戸の庶民はレジャー好き;春らんまんを売りあるきます)
タイムトリップ!売り声百景夏の巻 涼しさを川にもとめて(さわやかな夏の売り声自慢;夏バテ対策の飲み物売り;暑さしのぎに「技あり!」の声)
タイムトリップ!売り声百景秋の巻 菊の花が大流行(秋の行事の売り声いろいろ;もっと知りたい!江戸時代 祭りは江戸っ子の血がさわぐ)
タイムトリップ!売り声百景冬の巻 隅田川も凍てつく寒さ(正月じたくも売り声で;もっと知りたい!江戸時代 江戸の十二ヵ月)
著者等紹介
宮田章司[ミヤタショウジ]
売り声漫談家。1933年東京生まれ。54年漫才師宮田洋容の門下生になり、55年『陽司・章司』のコンビ名で漫才師としてデビュー。76年コンビ解消後、江戸売り声の魅力にひかれて、寄席芸として完成させる
瀬知エリカ[セチエリカ]
イラストレーター。1975年福岡県生まれ。日本大学農獣医学部林学科、セツ・モードセミナー、MJイラストレーションズ(4期生)卒業。時代小説、歴史関連本などの書籍の装画、時代劇の芝居のポスター、チラシなどで活躍中。2010年MJ展飯野和好賞受賞。2014年準朝日広告賞受賞
市川寛明[イチカワヒロアキ]
江戸東京博物館学芸員。1964年愛知県生まれ。一橋大学大学院博士課程修了、社会学博士。江戸東京博物館で『参勤交代』、『大江戸八百八町』、『江戸の学び』、『花開く江戸の園芸』などの企画展を担当。専攻は日本近世都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
きいろ
遠い日
kaz
たくさん