内容説明
超高齢社会における孤立・孤食の問題を背景に、食を通して喜びを分かち合い、個を超えたつながりをアートフルに生成する。リモート・対面の食の場での空間・道具・活動のデザインとそれを支えるテクノロジー開発の軌跡をたどる。
目次
01 シェアダイニングがめざす社会(長生きがリスクになりかねない日本の高齢社会;人々を孤立に追いやるのは? ほか)
02 離れていてもシェアダイニング(喜びの共感を促す共同注意;高齢者がオンライン活用しやすい場のデザイン ほか)
03 シェアダイニングがやってきた―「おに活」@イオン葛西店の社会実験(みんなでおにぎりをつくろう!;はじめての参加を、どう後押しするのか ほか)
04 シェアダイニング クロストーク―聞き手:日下菜穂子(同志社女子大学)(上田信行(同志社女子大学) プレイフルラーニング×シェアダイニング:小堀哲夫(小堀哲夫建築設計事務所) 空間×シェアダイニング ほか)
著者等紹介
日下菜穂子[クサカナホコ]
同志社女子大学・教授。兵庫県出身。公認心理師・臨床心理士。専門は老年学・生涯発達心理学。ポジティブ心理学の立場から、人生後半の生きがい創造の実践研究に従事。多世代の学習コミュニティの形成などを通じて、産官学の連携で高齢期の孤立・孤独防止に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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