内容説明
世代をこえて、映像がリアルに語る全体主義の貌。誰が起こすのか、誰が煽るのか、誰が得をするのか。先人たちの声を聞き、この時代を見つめ直すための42本。
目次
1 戦争の記憶を呼びもどす反戦映画(思想弾圧の恐怖を伝える;戦中の狂気を伝える;なぜ特攻が必要だったのか ほか)
2 反戦映画を作った監督たち―作品のどこかに反戦の思いを込めた(家城巳代治;市川崑;井上莞 ほか)
3 戦争の悲劇を演じた俳優たち―戦争の無惨さを全身全霊で具現した(渥美清;井川比佐志;池部良 ほか)
著者等紹介
矢野寛治[ヤノカンジ]
1948年(昭和23年)、大分県中津市生まれ。成蹊大学経済学部卒。博報堂OB、元福岡コピーライターズクラブ理事長。西日本短期大学非常勤講師。西日本新聞を中心に、エッセイやコラム、映画評や書評を連載。RKB「今日感テレビ」コメンテーター。RKBラヂオ「週刊ぐらんざ」パーソナリティ。近著『伊藤野技と代準介』(弦書房)は、2014年度地方出版文化功労賞・奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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