内容説明
丸山眞男、吉本隆明、竹内好らと交流を重ね、昭和精神史の研究で重要な著作を残した思想家・橋川文三。その人間と思想の源流に迫る評伝。
目次
第1章 対馬・広島での原風景―中学生から詩、短歌、エッセイを発表
第2章 一高時代―日本ロマン派(保田與重郎)に惑溺
第3章 大学時代―徴兵検査で丙種=学徒出陣できず勤労動員へ
第4章 編集者時代―一家は離散、丸山眞男に親炙(=師事)
第5章 恋と革命―一人の女性への純愛とマルクス主義との格闘
第6章 回生への道程―療養生活、退院、結婚、学者の道へ
著者等紹介
宮嶋繁明[ミヤジマシゲアキ]
1950年、長野県生まれ。明治大学政経学部卒業。学生時代橋川文三に師事。現在編集プロダクション代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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