飴と飴売りの文化史

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863290211
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

12
奈良時代、飴は、糖、または、阿米、と書かれた(27頁)。飴もまた、落語に出てきて、孝行糖が文久年間に登場している(48頁)。チャンチキチン、スケテンテン・・・という物売りの独特な音。他の物売りも音を出して、集客していた時代もあったのだ。牧歌的な風景を想像する。景気が後退した時には、飴売りに戻る者もいた明治時代(130頁)。松本市の福飴も、江戸時代初期から正月11日に始まっている(144頁)。飴と鞭、などというが、飴の価値は甘さの真価にある。甘すぎてもいけないが、正月ぐらい甘くてもいいのだろう。2013/06/29

新地学@児童書病発動中

3
飴と飴売りについて、主に民俗学的な観点からまとめた労作。2011/08/26

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