芸道におけるフロー体験

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863271234
  • NDC分類 701.4
  • Cコード C3011

目次

第1章 フロー理論における「フロー体験の深化」(チクセントミハイのフロー研究;フロー体験のプロセスにおける行為者の知覚;「フロー体験の深化」のプロセス)
第2章 芸道における身体教育の「段階性」(段階性と非段階性;芸道において潜在化した段階性;指導者による新たな階段への橋渡し)
第3章 芸道におけるフロー体験のパラドクス(剣術、弓道、能におけるフロー体験;「環境に対する支配能力」と「支配感覚の消失」のパラドクス;個人の意識における「差異化」と「統合化」の結合)
第4章 芸道における社会的行為とフロー体験(相互作用とフロー体験;芸北神楽の概要;芸北神楽におけるフロー体験)
第5章 フロー階梯モデルと芸道におけるフロー体験の特質(芸道における「〓啄(そったく)同時」
「待降的構造」とフロー階梯モデル芸道におけるフロー体験の特質)

著者等紹介

迫俊道[サコトシミチ]
1998年広島市立大学国際学部卒業。2003年広島市立大学大学院国際学研究科国際学専攻(博士後期課程)修了・学術博士。現在、大阪商業大学総合経営学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まやん

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フロー体験という概念は日本の芸道について学んだものの逆輸入。日本の芸道のあり方をよく把握されておられると思った。ただ(この本を見た限りでは)核となるフロー体験の定義が曖昧で、著者がこれはフロー体験だと思えば何でもフロー体験だという節操のなさが気になる。より精密に考えていくうえでネックになるのではないだろうか。2016/02/04

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